平成最後の“金曜8時”に猪木、坂口、藤波そろい踏み

 「プロレス・ドラディション」(26日、後楽園ホール)

 新日本プロレスのビッグ3だったアントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾が平成最後の“金曜8時”に後楽園ホールでそろい踏みを果たした。

 藤波が越中詩郎、獣神サンダー・ライガーと一夜限りのドラゴンボンバーズ復活を果たした興行の最後に行われたのは猪木と藤波のトークショー。88年8月8日に猪木が藤波のIWGPヘビー級王座に挑戦して60分引き分けの名勝負を演じた伝説の“横浜文体決戦”などを振り返った。そして、藤波が「この方と猪木さんが並んだところを目に焼き付けたかった」と坂口を呼び出し、久々に3人が並び立つと、場内の興奮は最高潮に達した。

 最後は出場選手総出で、猪木の決めゼリフ「1、2、3、ダァーッ!」を絶叫し、幕を閉じた。

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