令和最初の王座戦、源が苦しみながらドロー防衛 笑顔なく「負けたと思っている」
「ボクシング・日本フェザー級タイトルマッチ」(1日、後楽園ホール)
令和初の王座戦は激闘の末に0-1の判定で引き分け、王者の源大輝(ワタナベ)が2度目の防衛に成功した。新元号と酷似した名前の挑戦者・阿部麗也(れいや、KG大和)は王者奪取に失敗した。
強打を誇る源は世界上位ランカーでもあるサウスポー阿部の手数に苦しみながら、初回と2回に続けて右でダウンを奪う。だが、最終回に無数の連打を浴びるなど後半は劣勢にまわり追いつかれた。
左目の周りを腫らせた源はリング上で「阿部選手、ビッグマウスに何も言い返せないぐらい強かったです。ボクの中では負けたと思っています」と笑顔なし。「必ず今年中に白黒つけたいと思います」と決着戦を熱望した。