「ＲＩＺＩＮ．１６」（６月２日、神戸ワールド記念ホール）

　１日、都内で対戦カード発表会見を開き、キックボクシングのＲＩＳＥ世界フェザー級王者の那須川天心（２０）＝ＴＡＲＧＥＴ＝がＩＳＫＡ（国際競技空手協会）が世界王者に挑戦すると発表した。

　ＩＳＫＡは５つのルールで世界王座を認定しており、相手はフェザー級フリースタイル王者アメット・フェラージと同級Ｋ－１王者ヤニス・グセフ（ともにフランス）のいずれか。ＩＳＫＡ世界バンタム級オリエンタル世界王座も保持する那須川は、勝てば世界３冠王者となる。

　７月２１日にＲＩＳＥ世界トーナメント準決勝も控える那須川は会見で、「連戦になるんですけど、しっかりと勝ってＲＩＳＥのトーナメントにつなげたい。ダメージなく、サクッと勝ちたい」と余裕の笑み。ルールについては「何でも大丈夫。対応できますし、問題ないんじゃないですか」と意識しなかった。

　他にＲＩＺＩＮ女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加（ＡＡＣＣ）のジン・ユ・フレイ（米国）との初防衛戦、浅倉カンナ（パラエストラ松戸）－山本美憂（ＫＲＡＺＹ　ＢＥＥ）戦などが発表された。