世界初挑戦の船井が計量1発パス!うなぎの缶詰パワーで王者アンカハス倒す
「ボクシング・IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(4日、ストックトン)
前日計量(リミット52・1キロ)が3日(日本時間4日)、試合会場で行われ、挑戦者の同級1位・船井龍一(33)=ワタナベ=は51・89キロ、これが7度目防衛戦となる王者ジェルウィン・アンカハス(27)=フィリピン=は51・80キロでともに1回目でパスした。
海外での試合は初めての船井は、ホテルで日本から持ち込んだレトルトのおかゆを口にして回復に努め、夕食はうなぎの缶詰に舌鼓を打つ。39戦目で世界初挑戦のチャンスをつかんだ33歳は「日本とは違って計量は華やかでお客さんがいて華やかで、気分が上がりました。アンカハスも調子よく仕上げてきている印象です。相手は背が小さいけど、パンチが伸びてくると思うので身長は気にせず戦いたい。明日はどんな形でも勝つだけ。自分から仕掛けていきます」とコメントした。