黒田雅之、令和初の世界奪取だ 「いい意味で他人事」と冷静

 「ボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ」(13日、後楽園ホール)

 挑戦者の黒田雅之(32)が6日、川崎市の所属ジムで練習を公開した。

 6年前の世界初挑戦時は「地に足がついていない」という心境だったが、今回は「いい意味で他人事」と冷静そのもの。「接近戦では相手の方が手数は多い。相手の土俵で勝負するつもりはない」という新田渉世会長の戦略を実践するように、大学生との3回のスパーリングでは機敏な動きで相手の圧力をそらして攻撃するなど好調を感じさせた。

 5日に米国で船井龍一(ワタナベが)がIBF世界スーパーフライ級王座奪取に失敗し、令和初の世界王者がかかることになった。「それはたまたま。しっかり試合をした後のオマケみたいなもの」と平常心を強調したが、令和の初日にコンビニで傘を盗まれたことを明かし、「逆にいいことがあるかもしれない」と吉兆ととらえていた。

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