村田、ブラントに「リベンジする自信はある」戦法修正に手応え十分

 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(7月12日、エディオンアリーナ大阪)

 前WBA世界ミドル級王者で同級3位の村田諒太(33)=帝拳=が9日、都内の所属ジムで現同級王者ロブ・ブラント(28)=米国=との再戦へ向けた練習を行い、戦法の修正に手応えを感じ、王座奪回に自信を示した。

 昨年10月の前回対戦では、ブラントのスピードと手数に主導権を握られて完敗した村田。その敗因を「前に行って、ガードの上から打たせて、その後打つ。そのボクシング自体が間違っていた。それをしないということを徹底している」と分析し、この日のミット打ちでは自然な足の運びで距離を詰め、安定感のある力強い連打を繰り出していた。

 すでに、スパーリングもWBC世界スーパーウエルター級9位パトリック・デイ(米国)をパートナーに約20ラウンドをこなしており、「バランスはいいと思う。自分から仕掛けていけるように、常に打てる体勢を保つのがいいバランス。前回の試合前とは比較にならないぐらいできている。いいものはつかんでいるはずなので、それを崩さないように」と、修正に手応え十分。「前の試合と同じことをしたら負けるわけですから、勝つためのボクシングをやっている。今の時点で言ってもしょうがないんですけど、リベンジする自信はありますね」と闘志を燃やした。

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