蝶野正洋 給与未払いにガッデム!日本初の占い師労組と“共闘”
日本初の占い師、ヒーラーのための労働組合「日本占い師ヒーラー労働組合」(略称JFHA)の発足発表会が14日、都内で行われ、プロレスラーの蝶野正洋(55)がゲストで参加した。
JFHAによると、占い業界に従事する者は個人事業主がほとんどで、被雇用者の企業団体と給与未払いなどのトラブルが頻発し、ほとんどが泣き寝入りしている現状があるとのこと。業界で働くすべての人間の権利保全、地位向上、占い師が誠実に職務に取り組むシンボルとなるべく、JFHAを立ち上げたという。
「社会的に弱い占い師の守り神のような心強い存在」(JFHA)として招かれた蝶野は、姿を見せると「ガッデム!」と一喝。自身も武者修業時代に米国で約半年間のギャラ未払いがあったことを明かし、「切実な問題。今の時代、取りっぱぐれなんてないと思っていた。占い師さんが業界をしっかり支える。こういう取り組みは自分も協力しましょう」と“共闘”に応えた理由を説明した。
そして、「プロレスラーには占い好きが多い。(アントニオ)猪木さんとか橋本真也選手(故人)とか。占いごとが好きなヤツは普段やましいことをしているヤツが多い」とブラックジョークも披露。「プロレスラーやスポーツ選手は思いがけないことでケガをしたり、ケアしてもしきれないことに出会ってしまう。自信だけでなく、心に一押ししてくれるアドバイスを信じる人も多い。プロレスラーもお世話になると思うので、その時はよろしくお願いします」と一礼した。