拳四朗、7・12地元大阪で現役最多V6戦 勝って王座統一目指す
ボクシングWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(27)=BMB=は22日、都内の三迫ジムで会見を開き、7月12日にエディオンアリーナ大阪で同級1位ジョナサン・タコニン(32)=フィリピン=と6度目の防衛戦を行うと発表した。
京都生まれで大阪・関大ボクシング部出身の拳四朗は、世界王者となって初の地元での試合を「ずっと大阪か京都でやってくれと言われていたので、それがかなうのはうれしい。成長した姿を見せたい」と歓迎。指名挑戦者でサウスポーのタコニンとはフィリピン合宿で3度スパーリングをしたことがあるといい、その印象を「パンチはある方で、振ってくるのが多いので、ボクは足を使ってジャブを突いて距離を保ちながら攻めていきたい」と話した。
日本人現役世界王者では最多の5度防衛中の安定王者は「他のベルトも欲しいので、声があれば応じますし、こっちからも発信していければ」と団体王座統一戦に興味。19日に小西伶弥(真正)の挑戦を退けたIBF王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)、アマチュア時代に対戦経験のあるWBA同級王者の京口紘人(ワタナベ)らがいるが、「より強いといころを見せて、いろんな方に挑戦したい」と目標を掲げた。