WBO世界Sフェザー級王者の伊藤雅雪が横浜光ジムへ移籍 25日に米国でV2戦
日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、伴流ジムに所属していたWBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(28)が22日付で横浜光ジム所属となったことを発表した。
伊藤は25日(日本時間26日)に米国キシミーで同級11位ジャメル・ヘリング(33)=米国=との2度目の防衛戦を控え、現在は米国で合宿中。
伊藤は昨年7月、キシミーでの同級王座決定戦でクリストファー・ディアス(プエルトリコ)に判定勝ちし、世界初挑戦で王座を獲得。日本選手が米国で王座に就くのは1981年の三原正(三迫)以来、37年ぶりの快挙を達成。同年12月に大田区総合体育館でエフゲニー・チュプラコフ(ロシア)に7回TKO勝ちして初防衛に成功。今年4月には米興行大手トップランク社と3年契約を結び、今後の活躍が期待されている。
横浜光ジムはこれまで元世界2階級王者・畑山隆則、元WBA世界ミニマム級王者・新井田豊、元WBA世界スーパーバンタム級王者・李冽理と3人の世界王者を誕生させている。