2試合わずか5分29秒 井上尚弥の圧勝に大会公式ツイッターも驚き「ありえない」
ボクシングのWBA・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=が参戦中の階級最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の公式ツイッターが22日、井上が勝ち名乗りを受けるシーンの画像をアップした。
画像には「ナオヤ・イノウエ トータルWBSS ファイトタイム5:29」という文字を記し、井上がWBSS2試合でわずか5分29秒しか戦っていないことを強調。強豪ぞろいの大会で、早いラウンドのKO勝利を連発する日本から参戦の王者に「こんなことありえない…なんてモンスターなんだ」とつぶやいた。
井上は18日(日本時間19日)に英国グラスゴーのSSE・ハイドロで開催されたWBSSの準々決勝で、IBF世界同級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回1分19秒TKOで圧倒。19戦全勝の相手から3度のダウンを奪う圧勝で、世界中に衝撃を与えた。
昨年10月、横浜アリーナでの1回戦では、元WBA世界同級スーパー王者のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に70秒ワンパンチの失神KO勝ち。2試合合計5分29秒で決勝進出を決めており、その強さに大会公式ツイッターも驚きを隠せなかった。
3試合目となる決勝は元世界5階級王者のノニト・ドネア(フィリピン)と激突。その決着タイムも注目が高まっている。