RENA、日本人女子プロ格闘家で初のMSG出場決定…夢かない「すごくワクワク」
「ベラトール222」(6月14日、ニューヨーク)
RIZINで活躍するシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(27)が、UFCに次ぐ米メジャー格闘技団体「ベラトール」の6・14マジソン・スクエア・ガーデン(MSG)大会に参戦することが23日、発表された。海外では本名の久保田玲奈で戦う。
RENAはベラトール初参戦で、日本人女子プロ格闘家の殿堂MSG出場は初めて(女子プロレスラーはクラッシュ・ギャルズや極悪同盟らが出場している)。MSGは世界最大のプロレス団体WWEの本拠地で、4月に新日本プロレスが初進出してソールドアウトにしたばかり。NHL、ボクシングなどのメジャースポーツや、ボブ・ディラン、デヴィッド・ボウイといった大物アーティストのコンサートも開催される、米国を代表するアリーナだ。
RENAはヒジありのMMAルール、112ポンド(50・8kg)契約でリンジー・ヴァンザント(25=米国)と激突する。リンジーのMMA戦績は5戦して負けは1つ。勝った試合はほとんどがKO勝ちだという。
RENAは「先月、ベラトールへの出場オファーをいただいた時は驚きましたが、アメリカで試合をすることは私の大きな夢だったので、それがかなうことがうれしくて今すごくワクワクしています」と大喜び。
「日本人女子プロ格闘家がマジソン・スクエア・ガーデンで試合をするのは初めてと聞いたので、派手に勝ってシュートボクシングとRIZINをベラトールファンにアピールしたい」と意気込んでいる。