オスプレイが驚異の空中戦制し1敗死守!「バンディードはベストレスラー」
「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)
ジュニアヘビー級20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア」(BOSJ)の公式戦が行われ、ウィル・オスプレイがバンディードを破り、4勝1敗でリーグ戦の中日を折り返した。
オスプレイが多彩で華麗な空中殺法と強烈なチョップなどで攻め込めば、米国ROHから飛来したメキシカンのバンディードも場外へのスワンダイブ式シューティングスターアタックを放つなど、両者は驚異的な空中戦を展開。観衆を熱狂させた激闘は最後、ムーンサルトアタックを繰り出したバンディードをオスプレイが空中で捕獲し、ストームブレイカーにつないで3カウントを奪った。
前日は空中殺法にダーティーな攻めも交えたエル・ファンタズマに初黒星をつけられたオスプレイ。この日は激闘の後ながら、「バンディードはわれわれの世代でもベストレスラーの1人だろう。オレはファンタズマに負けたけども、それはまぐれだったと証明できたと思う。バンディードにはありがとうと言いたい」と晴れやかな表情で話した。
続けて「今日、ファンはオレたち2人を応援してくれた。それによってオレはもっとやる気が上がったよ。プロレスに対する愛、情熱、執着心を上げることができた」と満足感をにじませ、「1敗したけども、もう負けない。頂点に立つことしか考えていない。できるものならオレを引きずり落としてみろ」と逆転優勝への自信を示した。