久保隼、悔し涙 周囲の人への恩返しならず「一番の心残り」

 「ボクシング・WBA世界フェザー級タイトルマッチ」(26日、撫州)

 フェザー級王座に挑んだ同級10位の久保隼(29)=真正、ライトフライ級王座に挑戦した同級2位の木村翔(30)=青木=はともに敗れ、世界2階級制覇はならなかった。久保は王者の徐燦(中国)に6回TKO負け。5回にダウンを喫し、最後はレフェリーが試合を止めた。

 淡々とリングを去った久保は控室で涙をこらえきれず、「ボクシングができないと思った時期があった。結果として(周囲の人に恩を)返せなかったことが一番の心残り」と肩を落とした。昨年10月の練習中に負傷した影響でことし3月に目を手術。一時は引退もよぎったという。「関係ない」と試合への影響を否定したが、距離感、体力への懸念は力ない姿が物語った。

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