フジ、那須川の試合中にCMぶっ込み、ネット一斉苦情 ダウン奪う場面、生放送されず
「RIZIN.16」(2日、神戸ワールド記念ホール)
那須川天心(20)=TARGET=が、ISKA(国際競技空手協会)世界フェザー級タイトルマッチ(ISKAユニファイドルール3分5回)で、ISKAフリースタイル世界バンタム級王者マーティン・ブランコ(30)=アルゼンチン=に2回2分19秒KOで勝利した。フジテレビはこの試合を生中継したものの、CMでダウンを奪った決定的な場面を放送できないというハプニングが起こった。
2回、那須川の左のオーバーハンドブローが相手の右目上を切り裂き、ブランコが流血。このラウンド、残り1分50秒でレフェリーが傷の具合をチェックするため試合を一時ストップさせた。ところが、ラウンド途中というこのタイミングでCMに入った。
CM中にすでに試合が再開されており、CMが明けると、画面に映し出されたのは相手のブランコがすでにダウンしている場面だった。しかも、このときが2度目のダウン。那須川が2度のダウンを奪う決定的な瞬間を生放送しそこねたのだ。
これにはネット上ではブーイングの嵐。「CM明けたら相手がダウンしてた。ちゃんと試合開始に合わせてCMが終わるように調整してくれよ…」「那須川天心に失礼やろ ドクターチェック中にCM挟むとか前代未聞やろ」「あのタイミングでCM入れる?最初のダウンシーン見れなかったし…」「もはや放送事故というよりかコントや」などと苦情の声が相次いでいた。