緊急出場の宍戸大樹、無念の負傷TKO敗 シュートボクシング6・2浅草
「シュートボクシング・SHOOT BOXING 花やしき Extreme.1」(2日、浅草花やしき浅草花劇場)
シュートボクシング(SB)往年の大エース・宍戸大樹(シーザージム)がメインイベントの71・0キロ契約3回戦に緊急出場したが、イノベーションウエルター級1位の太聖(岡山ジム)に2回1分50秒、無念のTKO敗を喫した。
当初、メインに出場予定だったSB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)が負傷欠場し、宍戸が出場を直訴。
双方、譲らない展開となったが、2回、たびたび組みつく動きも見せていた太聖が、宍戸の右フックをつぶして背後から胴をクラッチし、強引に反り投げを放った。左半身からマットに倒された宍戸は左腕を痛めた様子で、片ヒザを着いたまま立ち上がれない宍戸を見て、レフェリーが試合を止めた。
この他、シーザーズリーグ2019の2試合が行われた。
スーパーバンタム級では、SB日本同級2位の内藤凌太(ストライキングジムAres)が効果的に右ローキックを決めて同級4位の大桑宏章(シーザージム渋谷)に3-0の判定勝ち。
フェザー級では、SB同級4位の手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)が同1位の元貴(DAB)に1回終了TKO勝ち。元貴は右肩脱臼の可能性でドクターストップとなった。