バイク事故死の青木篤志さん、事故直前にネット番組出演予定だった
全日本プロレスの青木篤志さんが交通事故で亡くなったことが4日、分かった。41歳だった。青木さんは3日にバイク運転中に首都高速で壁に衝突し、同日午後11時41分頃、死亡が確認された。青木さんは事故にあう直前に、インターネット番組に出演の予定があった。
青木さんは、アマレスで培ったプロレススタイルだけではなく、試合後のコメントや、ネット番組での歯に衣着せぬ発言でも人気を博した。
奇しくも、青木さんが亡くなる直前の3日午後10時から、ニコニコ生放送内のニコニコプロレスチャンネル「青木篤志の『毒演会』」が予定されていた。ニコニコ生放送の公式HPには、3日の放送について「激闘のシリーズを終えて今の心境は」と題し、番組を放送すると告知されていた。警視庁によるとバイク事故は3日午後10時33分頃としており、この番組に向かう途中の事故の可能性も出てきた。
この番組は、月に一度程度、放送されており、4月30日は青木さん、佐藤光留らが出演し、平成から令和にかけてトークを展開していた。3月31日には「世界ジュニアへの思い、ジュニア戦線への思い、バッチリお聞きします!」と題して放送されていた。