三沢光晴さん死去から10年 レスラー仲間、さまざまな想い 最後の相手・斎藤も…
プロレスラーの三沢光晴さんが亡くなって13日で10年となることから、多くのレスラーたちがSNSで三沢さんへの思いを呟いている。
全日本、NOAHと共に三沢さんと歩んだ小橋建太はツイッターのプロフィール画像を次々と変更。最初は三沢さんから激しいエルボーを受ける臨場感たっぷりの写真、続けて三沢さんがタイガーマスク時代の2ショット写真、そして、リング上で試合前に握手を交わす2ショットなど、三沢さんとの貴重な写真を公開した。
三沢さんの付き人でもあったNOAHの丸藤正道はツイッターでこの日行われる「三沢光晴メモリアルマッチ」で対戦する谷口周平へ「三沢さんが旅立った日。そんな日に谷口とのシングル。わかってるか?この日に俺とシングルをやる意味が。お前も今いろんな思いを背負って戦ってるんだろ?トップギアで来い…勝負だ」と、特別な日の戦いに思いを馳せた。
小島聡も「三沢さんが亡くなられて、今日で10年。あのエルボーの痛みは、今でも覚えています。たった一度の対戦で、プロレスラーとしての在り方を全て叩き込んで頂いた気がします。尊敬と感謝。頑張ります」と三沢さんのエルボーを受ける写真をアップし、天国へ呼び掛けた。
また、三沢さんの最後の対戦相手となった斎藤俊彰もツイッターを更新。斎藤は13日に行われるNOHAの「三沢光晴メモリアル2019 in OSKA」でタッグマッチで出場予定。11日に投稿したツイッターには「あと24時間で6月13日を迎える。10年前のあの日、心の中はどしゃ降りだったが、確か天は雨は降ってなかった。今年の空はどうなのだろうか…」とつぶやき、12日には「皆さんから頂いたコメント、そして想いを胸に挑んできます。明日もきっと…」と特別な日への思いを吐露。ファンからは「三沢さんに届くくらいの力を見せて下さい」などエールが続々と届いていた。