「ボクシング・ＷＢＯ女子世界スーパーフライ級王座決定戦」（１９日、幕張メッセ）

　前日計量が１８日、東京都内のホテルで行われ、女子東洋太平洋、同日本バンタム級王者の吉田実代（３１）＝ＥＢＩＳＵ　Ｋ’ｓ　ＢＯＸ＝が制限体重（５２・１キロ）から３００グラムアンダーの５１・８キロ、女子ＷＢＯアジア太平洋フライ級王者ケーシー・モートン（３５）＝米国＝は制限体重の５２・１キロで両者とも１回目でクリアした。

　ＷＢＯ女子世界スーパーフライ級王座決定戦の前日計量でモートンが“断髪減量”を敢行した。予備計量で２００グラム超過。慌ててトイレに駆け込み、自慢の長髪を約２０センチもセルフカットしたという。後ろ髪のカットは居合わせた見知らぬ日本人女性に手伝ってもらったそうで「とてもいい人だった」と感謝した。制限体重（５２・１キロ）ちょうどでクリア。「自分の夢の実現をイメージして感情的になっている」とベルト獲得へ決意をにじませた。