井岡がTKOで偉業…直後にTBS遊び心 十年来友人のTKO木下映る「ほんまに興奮」
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(19日、幕張メッセ)
トリプル世界戦が幕張メッセ・幕張イベントホールで開催され、メインイベントでは世界3階級王者で同級2位・井岡一翔(30)=Reason大貴=が、同級1位アストン・パリクテ(28)=フィリピン=に10回1分46秒TKO勝ちした。17年4月以来、2年2カ月ぶりとなる国内リング復帰戦で、日本初の4階級制覇を達成した。この偉業の直後、中継を担当したTBSがちょっとした遊び心を見せた。
井岡のTKOの瞬間に、リングサイドで大喜びで立ち上がるお笑いコンビ・TKOの木下隆行が映し出され、インターネット上でも話題となった。
実は井岡の十年来の友人というTKO木下は「ほんまに興奮しました。毎回見に来ているけど、大みそかの試合で悔しい思いをした中で、その悔しさをぶつけた。4階級制覇ですよ。すごい。想像のつかないところにいってしまった」と、大興奮。リングを降りた井岡に「かずと!かずと!」と呼びかけ、がっちり喜びを分かち合った。