村田諒太、余裕の計量パス!リラックス強調し必勝宣言「絶対に勝ちます」
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)
前日計量(72・5キロ以下)が11日、大阪市内で行われ、王者ロブ・ブラント(28)=米国=は72・2キロ、前王者で同級4位の村田諒太は72・3キロでともに1回目でパスした。
再戦での王座奪回を目指す村田は計量後、ブラントと険しい表情で15秒ほどにらみ合ったが、最後は笑顔で握手。「相手もパスしてくれたことはうれしい。ホッとしています」と心境を語った。
昨年10月にラスベガスで行われた前回対戦時と比較して、「今回の方が落ち着いている。前回は計量の時に相手にいらついたり、KO宣言したりしたんですけど、そういういのはない」と精神の安定を強調。「自信がありますし、やって来たことやるだけなので。今さらかっこつけることも、虚勢を張ることも、何もする必要はない」と冷静に話した。
その理由を「敵地でパフォーマンスが悪くなる原因の一つはプレッシャーから解放されるところ。見る人が日本より少ない。そう思うと、国内でやるプレッシャーはボクにとって必要」と分析。最後は「明日は全力を出して、絶対に勝ちます」と宣言した。