拳四朗 V6で京口との統一戦を視野「強い選手とどんどんやって」京口も意欲的

 2回、拳四朗(右)の右フックがジョナサン・タコニンの顔面にヒット(撮影・立川洋一郎)
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 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 ダブル世界戦のセミファイナルでWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが開催され王者・拳四朗(27)=BMB=が同級1位のジョナサン・タコニン(32)=フィリピン=を4回1分TKOで退け、6度目の防衛に成功した。試合後はリング上のインタビューで、WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)との対戦に前向きな発言をした。京口も受けて立つ構えを見せた。

 この日は17年5月の戴冠試合を含む世界戦6試合すべてを首都圏で戦ってきた京都府城陽市出身の拳四朗。16年8月の大内淳雅(姫路木下)との東洋太平洋、日本同級タイトルマッチ以来、約3年ぶりの関西凱旋試合を鮮やかなTKOで飾った。

 試合後はリング上のインタビューで、「統一戦を含めて、強い選手とどんどんやって、いろんなベルトを集めたい」と発言。一方、会場でこの試合を見守った京口も取材に対し、「今まで以上に統一戦をやりたいという意欲が高まった。強かった」と前向きな発言をした。

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