村田を絶賛「カネロに勝てる可能性を秘めている」と世界的プロモーター・アラム氏

 世界タイトルを奪還し、ポーズを決める村田諒太(撮影・立川洋一郎)
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 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 ダブル世界戦のメインイベントでWBA世界ミドル級タイトルマッチが開催され、同級4位で前王者の村田諒太(33)=帝拳=が、同級王者ロブ・ブラント(28)=米国=に2回2分34秒TKO勝ちし、王座を奪還した。リングサイドで観戦した世界的プロモーターのボブ・アラム氏(87)が、その資質を絶賛した。

 劇的な試合を見届け、「ムラタは前回負けた時、自分を恥じる気持ちがあったと思う。必死になって、今夜は本当のチャンピオンらしい試合をした。ブラントに真剣に立ち向かい、自分のパンチ力を証明した」と称えた。

 アラム氏はWBAスーパー、WBC、IBFミドル級王者“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)の名前を挙げ「いつか試合をさせたい。ムラタの才能はカネロに勝てる可能性を秘めている」と、最強王者との夢対決プランをぶち上げた。

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