京口紘人が拳四朗と祝福の握手「どっちが強いかやれたらベスト」
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)
ダブル世界戦のセミファイナルでWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが開催され王者・拳四朗(27)=BMB=が同級1位のジョナサン・タコニン(32)=フィリピン=を4回1分TKOで退け、6度目の防衛に成功した。
リングサイドで見届けたWBA世界同級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)は、試合後に拳四朗の控室を訪れ「おめでとうございます」と祝福の握手をした。試合の感想を問われた京口は「強いですよね。今までは勝つことに徹していたスタイルだけど、今日はリスクを負ってでも倒すボクシングだった」と語った。
拳四朗がリング上から「強い挑戦者の皆さん、どんどん挑戦してきてください」と呼び掛けたことについて、「お互いチャンピオン。どっちが強いかやれたらベスト。今まで以上に今日の試合を見て統一戦への意欲が高まった」と、受けて立つ構えを見せた。