新日本・モクスリー、G1デビュー戦でタイチ撃破「オレのアイデアを横取り」

 タイチ(左)にラリアートを見舞うジョン・モクスリー=大田区総合体育館
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 「プロレス・新日本」(13日、大田区総合体育館)

 真夏の祭典「G1クライマックス」Bブロックの初戦が行われ、ディーン・アンブローズの名で世界最大のプロレス団体WWEで活躍した初出場のIWGP USヘビー級王者ジョン・モクスリーが同じく初出場のタイチを破り、白星発進を決めた。

 モクスリーは入場途中に花道でタイチの奇襲を受けて序盤は劣勢に回るが、得意のラフファイトで猛反撃。場外戦でタイチをのど輪落としで机にたたきつけるなどして追い込んだ。終盤、逆転のタイチ式外道クラッチで丸め込まれてヒヤリとするも脱出。最後は聖帝十字陵をかわしてフィニッシュ技デスライダーを見舞い、トドメを刺した。

 インタビューでは「追う立場だったかも知れないが、1勝できていい感じでレールに乗ることができた。タイチにもいい勉強をさせられたと思う」と満足顔。だが、「アイツが目を覚ましたら、一つ質問を投げかけてやってほしい。試合前にジョン・モクスリーをコケにするのはいいアイデアだったのかどうか。何を思っているのかとかな。今日の試合もオレのアイデアを横取りするような形でいろいろやられてしまったが、今日は勝てたからよしとしよう」と挑発することも忘れなかった。

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