亀田和毅 悔いなし!雪辱星ならず王座陥落 0-3判定負け…潔く負け認める
「ボクシング・WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦」(13日、カーソン)
暫定王者の亀田和毅(28)=協栄=は王者のレイ・バルガス(28)=メキシコ=に0-3の判定で敗れ、王座から陥落した。戦績は亀田が39戦36勝(20KO)3敗、バルガスが34戦全勝(22KO)。
アマ時代に黒星を喫した相手に雪辱はならなかった。亀田は「今の自分の実力。まあ、バルガスの方が強かったんじゃないですか」と潔く負けを認めた。
正規王者のパンチをかいくぐり、果敢に攻めた。しかし、「もうちょっといこうと思ったらクリンチ」。相手のしたたかさにかわされたが、無敗王者攻略の糸口を必死に探り「全てできることはやった。すっきりした」と後悔はなかった。
試合後、勝利を確信して両手を上げたバルガスにはブーイングが浴びせられた。12日に28歳になったばかりの亀田は「最後まで根性を出していこうというのはあって、それはできた。お客さんは分かっていると思う。もう一回チャンピオンになるために頑張る」と語った。