新日本G1 飯伏がSANADA破りラブコール「真田聖也を待ってますよ」
「プロレス・新日本」(20日、後楽園ホール)
真夏の祭典「G1クライマックス」Aブロック公式戦が行われ、飯伏幸太がSANADAを破って2勝2敗とした。SANADAは1勝3敗。
華麗な空中殺法を得意とする2人は目まぐるしい攻防を繰り広げて観衆の拍手喝采を浴びる。だが、中盤からは気迫を押し出して打撃戦を繰り広げるなど激闘に発展。終盤は飯伏のフィニッシュ技カミゴェをSANADAがかわして逆にカミゴェを打ち込むなど、お互いの得意技を切り返し合う白熱の攻防が連続したが、最後は飯伏がボマイェからのカミゴェで葬った。
前日に「あのチーム(ヒールのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)にいていいんですか。こっち側でしょう」などとSANADAに呼びかけていた飯伏。試合後は「SANADAさん、最高でしたよ。戦いたい」とSANADAをたたえつつ、「いいんですか。何回もは言いたくないですけど、こっち側じゃないんですか」と再び呼びかけ、「ボクはいつでも真田聖也を待ってますよ」と、SANADAがベビーフェイスとして活動していた新日本参戦前に名乗っていたリングネームに戻ることを熱望した。