苦労人・久田哲也がプロデビューから約16年…46戦目で世界初挑戦
「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(10月1日、エディオンアリーナ大阪)
ボクシングのWBA世界ライトフライ級王者、京口紘人(25)の2度目の防衛戦が1日、大阪市内で発表された。10月1日にエディオンアリーナ大阪で同級1位、久田哲也(34)を相手に迎える。京口、久田とも大阪出身でともに地元での王座戦となる。
2003年デビューの久田は元日本ライトフライ級王者で5度防衛。昨年12月に世界挑戦を目指して返上していた。プロデビューから15年10カ月、46戦目での世界初挑戦となる。
久田は「やっとここまで来れた。30歳を超えてあきらめろと何度も言われたが、そこから踏ん張って世界の舞台に立つことができた。応援してくださった人に感謝したい」と語った。また、初めて地元での王座戦に臨む京口は「プロになった時からいつか大阪で凱旋防衛戦をしたいというのが目標の一つだった。キャリアある世界1位の選手と戦えるのがうれしい」と気合十分だった。
京口は13戦13勝(9KO)、久田は45戦34勝(20KO)9敗2分。