リック・フレアーがハーリー・レイスさんを追悼 NWA世界王座巡り死闘
伝説的なプロレスラーの“狂乱の貴公子”リック・フレアー(70)が2日、公式ツイッターで、1日(日本時間2日)、肺がんによる合併症のため76歳で死去した先輩でライバルの“美獣”ハーリー・レイスさんを「安らかに眠れ、わが友よ!」と追悼した。
フレアーは「今日、私たちは偉大で個人的な友人というだけでなく、ワン&オンリーのリアル世界チャンピオンを失った。ハーリー・レイスがいなければ、リック・フレアーはいなかった。私は最も過酷な毎日を、彼のスタンダードに沿って生きようとした」と、レイスさんの偉大さや、自身に与えた影響の大きさを語った。
その上で「彼を失って寂しい限りだが、彼は私や大勢の人々の記憶にいつも刻まれている。ハーリー・レイスの物語は永遠に生きるだろう。安らかに眠れ、わが友よ!」と、偉大な先輩で良きライバルだったレイスさんを悼んでいる。
フレアーとレイスさんは1980年代前半、当時マット界で最も権威があったNWA世界ヘビー級王座を巡って死闘を演じ、83年にはレイスさんからフレアーへとベルトが異動している。