9・11チャクリキで異種格闘技戦!鈴木悟VS鈴木秀樹、ノブ・ハヤシVS青木真也
格闘技のドージョー・チャクリキは5日、都内で会見を開き、次回大会「CHAKURIKI4」を9月11日に東京・新宿FACEで開催すると発表した。
今大会は「ストライクVSグラップル」(打撃対組み技)を副題とし、5分2回の異種格闘技戦3試合を中心に全8試合を行う。異種格闘技戦は、メインイベントで元ボクシング日本ミドル級王者、元シュートボクシング日本スーパーウエルター級王者の鈴木悟(43)がプロレスの元世界ヘビー級王者、元BJW認定ストロングヘビー級王者の鈴木秀樹(39)が対戦。セミファイナルではK-1ジャパンGPで2度準優勝したノブ・ハヤシが総合格闘技ONE前世界ライト級王者の青木真也(36)を迎え撃ち、もう1試合は元K-1ジャパンGP覇者の天田ヒロミ(46)がプロレス団体HEAT-UPの飯塚優(22)と激突する。
鈴木悟は昨年10月にプロレスデビューし、タッグ戦ながら鈴木秀樹と対戦している。会見に参加しなかった鈴木秀樹が「デビュー戦からどれくらい経験を積んだのか分かりませんが、今回はシングルマッチ。誰の力も借りられない状況です。プロレスラーとしてプロレスの怖さをあなたの体感させます」とコメントを寄せたことに、鈴木悟は「プロレスの怖さは体感しました。鈴木秀樹選手には、あの時の借りを返すと言うことを伝えたい」と闘志を燃やした。
さらに、13歳時から30年、柔道、空手、合気柔術、ボクシング、キックボクシング、シュートボクシング、柔術、プロレスと多くの格闘技を経験していることで、「異種格闘技戦は最強なんじゃないかと自分では思っています。30年のキャリアで今が一番強い」と豪語。2つの新技「芯喰う飛びヒザ蹴り」と「ヘッド・オーバー・ヒールズ」も公表した。
また、これが4回目となる「CHAKURIKI」は、チャクリキ・ジャパン館長のハヤシが急性骨髄性白血病を克服したことから、日本骨髄バンクチャリティー大会として行われている。ハヤシは「今は年1回ですが、ボク自身も力を付けていき、賛同してくれる選手、スポンサーをもっと集めて、年2回、3回と、大会を大きくしていきたい。ボク自身は勝ち負けにこだわりはなく、今できることを必死にリングでやることで、病気と闘っている方々を勇気づけられることを信じて戦います」と意欲を示した。