田中恒成、次戦でフライ級卒業 来年以降の4階級挑戦に視線
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WBO世界フライ級王者の田中恒成(24)=畑中=が2度目の防衛成功から一夜明けた25日、名古屋市内で記者会見を行い、「KOで勝てて良かった」と喜びを語った。
指名挑戦者のゴンサレス(プエルトリコ)を7回TKOで退けた田中だったが、今月に入って体調を崩していたことを明かし、「1週間ほど熱を出して減量が遅れた影響があった。まだまだ甘いところ」と猛省した。
「年内にもう1試合やりたい」と語った畑中会長は、次戦が田中にとってフライ級最後の試合になると明言している。王者は「統一戦もできればやりたい」と希望を口にしたが、選択防衛戦となっても「モチベーションは下がらない」と断言。「まだまだ先を見てやっているので、レベルアップできればそれでいい」と、来年以降の4階級制覇挑戦を見据えた。