シュートボクシング協会 女王MIOのK-1参戦発表に遺憾砲「嘆息を禁じ得ず…」
シュートボクシング(SB)協会は28日、今月21日のK-1・エディオンアリーナ大阪大会に前SB女子ミニマム級王者のMIOが登場し、K-1参戦を発表したことに対して「嘆息を禁じ得ず誠に遺憾であると言わざるを得ません」と、不快感を示した。
同協会は「シュートボクシング協会とMIOは昨年あらたに書面による専属契約を交わしており現在契約期間中である」と説明。「にも関わらず主催者であるK-1関係者はもとより本人から何ら事前確認も説明もなく件のセレモニーが執り行われた事実はプロのエンタテインメントの世界に従事する我々としては嘆息を禁じ得ず誠に遺憾であると言わざるを得ません」と、不快感をあらわにしている。
同協会は「今回の経緯と事実確認および今後の対応について顧問弁護士を通じて先方との協議を進めております」とする一方で、「なるべく選手の意思を尊重し格闘技界のイメージを損なうことなく無益な軋轢を避けた話し合いが出来ればと思う所存です」と、事を荒立てずに着地点を探っていく姿勢も見せている。