「プロレス・ノア」（２９日、後楽園ホール）

　“野獣”藤田和之が初めてノアマットに現れ、９月１６日のエディオンアリーナ大阪大会で稲村愛輝と一騎打ちすることが決定的となった。

　藤田は、反体制ユニット金剛のメンバー稲村が岡田欣也に勝利した後、ＮＯＳＡＷＡ論外に導かれて方舟マットに初登場。論外が「（ノアの）親会社のリデットエンターテインメントにたてつく金剛で一番弱いイナミヤだっけ？Ｎ－１に出たいとか、お前、キャリア何年だ？」と稲村を挑発し、「９・１６エディオンアリーナ、イナミヤ君、この藤田和之とシングルマッチやってみろよ」と要求した。

　藤田は稲村とにらみ合い、張り手などを放たれたが余裕で反撃。稲村が「藤田和之、９・１６大阪、シングルマッチでお前に勝つ」と対戦受諾を宣言すると、無言で去っていた。