RISE・那須川、堀口恭司の二の舞にはならない!貫禄のトーナメントV宣言
キックボクシングのRISEは30日、都内で幕張メッセ大会(9月16日)の会見を一般公開形式で開き、RISEワールドシリーズ-58キロ級トーナメント決勝戦で志朗(BeWELLキックボクシングジム)と対戦するRISE世界フェザー級王者の那須川天心(21)=TARGET=が優勝に自信を示した。
キックボクシングと総合格闘技を合わせてデビュー37連勝中で今や日本格闘技界を代表する存在となった那須川。満員のファン約150人の前で、「志朗君とは昔、戦うかもしれないというタイミングを何度か逃して戦えなかった時期もあるので、ここでしっかり決着をつけたい。このワールドシリーズは格闘技界最大の興行だと思っている。最後はボクが全部持っていきたい」と貫禄の言葉を発した。
16日には総合格闘技RIZINで日本軽量級の絶対的なエースだった堀口恭司が朝倉海に敗れる大番狂わせがファンを驚かせた。それについてファンからの質問が飛ぶと、「負ける試合を見たいと思う人も多いと思う。それは仕方ない。自分は負けるのが嫌い。負けイコール死だと思っているので、覚悟は誰にでもある。大前提は勝つことなんですけど、究極は負けないためにどう戦うか。そこを極めているので、負けないですよ。絶対勝ちます」と、優勝への揺るがぬ自信を示した。
一方の志朗は「格闘技の醍醐味は勝った方がすべてを奪い取るもと。すごいモチベーションですし、KOを狙えるなら狙いたい」と金星に意欲十分。「天心君も同じ人間なので打たれ弱いところは打たれ弱い。しっかり狙っていきたい」と冷静に予告した。