「名城監督のように」近大出身の西田凌佑がB級プロテスト合格 10・3タイでデビュー戦
ボクシングのプロテストが22日、大阪市内の井岡弘樹ジムで行われ、六島ジム期待の新人で近大ボクシング出身の西田凌佑(23)が合格した。
近大から六島ジムに入門した経歴は元WBC世界スーパーフライ級王者で現近大ボクシング部監督の名城信男氏に重なる。奈良・王寺工高では名城の恩師でもある高見公明氏の指導を受け、14年の国体フライ級で優勝した。
晴れてプロとなった西田は「テストは緊張して全然ダメでした。プロでは組まれた試合をしっかり勝って、名城監督のように世界チャンピオンになりたい」と大きな夢を描き、武市晃輔トレーナーは「ここ最近の六島B級テスト生の中でも内容は最悪でした。しかし才能はあるので、国体王者としてプロでも王者にさせます」と、二人三脚での戴冠を約束した。
10月3日にタイ・バンコクで地元選手とスーパーバンタム級6回戦でデビューする。西田と同じ近大出身で既にプロデビューしている“名城2世”峯佑輔(六島)も同日、スーパーバンタム級6回戦でプロ2戦目を行う。