青木ジム休会…パワハラ否定せず 有吉会長「社会的責任を取る」
プロボクシングの青木ジム(東京都新宿区)は25日、所属選手に対する不当な金銭要求問題があったとして、来年1月1日から休会すると発表した。
同ジムの有吉将之会長は文書で、今月にSNS上で問題に関する書き込みがあったことを謝罪し「指摘事実については、一定の理由付けができるものの、パワーハラスメントととらえられても仕方のない状況を作り出したことは否定できません」などと説明。25日付けで東日本ボクシング協会および日本ボクシング協会の理事職を退任すると発表した。
有吉会長はこの日、「選手のことが第一。長い歴史(1945年創立)もあるので、社会的責任を取る」と話した。休会により、前WBO世界フライ級王者の木村翔ら所属選手は国内で試合を行えなくなるため、年内に移籍先を決める。