井上尚弥、ドネア戦は「大差判定勝ち」 大橋会長は「完璧」宣言
「ボクシング・WBSS決勝、WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)
WBA・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=と弟のWBC世界バンタム級暫定王者・拓真(23)=大橋=が18日、横浜市内の所属ジムで練習を公開。試合まで約3週間弱を残しながら、大橋秀行会長は「2人とも完璧に仕上がっている」と宣言した。
尚弥は“仮想ドネア”のパートナー2人とのスパーリングを近日中に終える予定で、大橋会長は「練習を再開してから絶好調のままできた」と強調。この日は、ドラムミットなどに力強いパンチを打ち込んだ尚弥も「(調子の)波はない。ほぼ順調」を手応えを感じている。
ドネアとの戦いについて、「今回は判定勝ちを狙うような。頭を使って」とイメージ。「倒そうと思って倒せる相手じゃない。12ラウンド通して作戦立てて、(チャンスが)来るときはいきますけど、基本的には大差判定勝ち」と説明した。