ボクシング真正ジムが東灘区へ移転 世界王者男女5人輩出
ボクシングの元3階級制覇王者・長谷川穂積氏ら男女5人の世界王者を輩出した真正ジムが、神戸市垂水区から東灘区へ移転することが決まり、26日に関係者にお披露目された。阪神・青木駅近くにある新ジムは、広さ約50坪で前ジムより20坪ほど広くなった。女子の元3団体制覇王者、多田悦子(38)は「広くなって練習しやすくなった」と笑顔。OBで元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也氏(24)もお祝いにかけつけ「これから期待の選手が次々と王者になって、ジムを盛りあげてほしい」と語った。
同ジムでは、今年4月に佐伯霞(23)がWBO世界女子ミニマム級王者となった。西日本ボクシング協会の会長でもある同ジムの山下正人会長(57)は、「ここでまた一から選手を育てていきたい」とあいさつ。プロだけでなくフィットネス会員や「アンダージュニア(小学5、6年と中学生の大会)に出られる子どもを育てたい」と抱負を語った。
新ジムは11月1日オープン。住所は神戸市東灘区青木2丁目14-14、問い合わせは078(891)5307へ。