「プロレス・新日本」（２７日、後楽園ホール）

　王者ＫＥＮＴＡに石井智宏が挑戦するＮＥＶＥＲ無差別級選手権試合（１１月３日、エディオンアリーナ大阪）の前哨戦が８人タッグ戦で行われ、石井組が勝利した。

　石井はカール・フレドリックス、本間朋晃、後藤洋央紀と組んでＫＥＮＴＡ、外道、高橋裕二郎、ジェイ・ホワイト組と激突。８人が入り乱れる中、石井はＫＥＮＴＡとエルボー合戦、パワースラムの応酬などで激しくやり合い、最後は後藤が外道をＧＴＲで葬った。

　これまでＫＥＮＴＡに「萌えーっ」、「アニメ声」などと挑発されてきた石井はバックステージで「ずいぶんと突っかかってくんな。それに、ベルトいらねえって言ってよ、昨日言ってたよ、自分のことチャンピオンって。どうしたんだよ」と反撃。「自分のスタイルを模索中か？バレット（クラブ）に行って変わろうとしてるのか分かんねえけど、中途半端なんだよ。チャンピオンならチャンピオンらしく堂々とオレの前に立て！」とこき下ろした。