WBC最新ランキング更新 バンタム級1位ネリ、4位ドネア、5位拓真、7位比嘉
WBC(世界ボクシング評議会、本部・メキシコ市)が11日までに最新ランキングを更新。注目は7日にタイトルマッチが開催されたバンタム級で、暫定王者の井上拓真(23)=大橋=との団体内統一戦に3-0の判定で完勝したノルディーヌ・ウバーリ(33)=フランス=が王座を統一するとともに2度目の防衛に成功した。初黒星を喫した拓真は5位にランクされた。
また同日、さいたまスーパーアリーナの同じリングで行われた「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ」バンタム級決勝でWBA・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=に判定負けして無冠となったノニト・ドネア(36)=フィリピン=はバンタム級4位にランクされた。
バンタム級の1位は山中慎介氏との2連戦で日本でもおなじみのルイス・ネリ(メキシコ)。ネリは23日に米国ラスベガスで同級3位にランクされるエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とウバーリへの挑戦権を懸けた挑戦者決定戦を行う。
また昨年4月のWBC世界フライ級王座3度目の防衛戦の計量で体重超過を犯し、王座をはく奪された比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)はバンタム級7位にランクされている。比嘉は計量失格で日本ボクシングコミッションからライセンスの無期限停止処分を受けたが、1年半が経過した今年10月に処分が解除されている。