井上尚弥、次戦はWBO王者カシメロ戦か 来春に米国で「やらせて下さいと言った」

 ボクシングのWBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(26)=大橋=が2日、次戦の相手にWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(30)=フィリピン=を熱望した。

 WBO同級暫定王者だったカシメロは11月30日(日本時間12月1日)に同正規王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)を破って王座を統一。直後に尚弥との対戦を熱望した。この日、尚弥は後楽園ホールで行われたWBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦でいとこの井上浩樹(大橋)が勝利した試合を観戦した後に取材に応じ、「ターゲットにしてますよ、ボクも。もう(大橋ジムの大橋秀行)会長にもやらせて下さいと言っています。ここまで来ると、ランカーと試合してもしらける」と、カシメロ戦を要望したことを明らかにした。

 11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ決勝でノニト・ドネア(フィリピン)に勝利した後は、弟の拓真(大橋)を破ったWBC同級王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との対戦を希望していたが、「あれは拓真が行けばいい。(王者が)入れ替わったとしても、WBCに」と、拓真に雪辱を託す考えに転換。次戦の時期と場所については、契約を結んだ米国の大手プロモータートップランク社から米国で来春と伝えられているという。ドネア戦で負った右眼窩底骨折の回復具合については「12月に半ばに検診を受ける」と話した。

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