バトラーが国内で“秘密練習” 公開練習で何も公開せず
「ボクシング・WBAミドル級タイトルマッチ」(23日、横浜アリーナ)
挑戦者のスティーブン・バトラーが16日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。8日に来日し、「10週間かけて調整し、彼(村田)の勉強をしてきた。ベルトを取る準備はできている」と自信たっぷり。調整内容を問われると、トレーナーが「教えられない」と口を閉ざした。
練習場所に提供される帝拳ジムを使用せず、どこで練習しているかは「プライベートなことだ」と明かさず。この日もミット打ちなどを軽めに行っただけだったが、時折繰り出す長い右ストレートは、愛称の「BANG BANG(バンバン)」にふさわしい大きな音を響かせた。
視察した帝拳ジムの浜田剛史代表は「昔は(公開練習で)スパーリングは必ず見せたが…」と話し「好戦的だが、そうくるのか距離を取ろうとするか、試合をしないと分からない」と展開を予想した。