比嘉大吾が来年2月に復帰戦 2年ぶり、54キロ契約ノンタイトル戦

 ボクシングの白井具志堅ジムは19日、所属選手で元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(24)=白井具志堅=が20年2月13日に東京・後楽園ホールで約1年10カ月ぶりの復帰戦を行うと発表した。119ポンド(約54キロ)契約のノンタイトル戦で相手は未定。

 デビュー15連続KO勝利の日本記録を持つ比嘉は、18年4月にクリストファー・ロサレス(ニカラグア)の挑戦を受けた同王座3度目の防衛戦での前日計量で体重を900グラム超過して王座剥奪。試合は9回TKOで初黒星を喫した。日本人世界王者では初めての計量失敗を重く見たJBCからは、無期限資格停止処分と復帰する場合には1階級以上に転級の義務が課された。

 19年10月に資格停止処分は解除。同11月にバンタム級でWBCの世界ランキング入りした。比嘉は「約2年ぶりの試合が決まりました。応援してくださっている方、お世話になった方のためにも、今自分にできるすべてを出して頑張ります!」とのコメントを発表した。

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