ロマゴン復活勝利 次の目標は「ヤファイ」「井岡」返り咲きへ王者2人“指名”
「ボクシング・8回戦」(23日、横浜アリーナ)
元世界4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(32)=ニカラグア=が1年3カ月ぶりの復帰戦116ポンド(52・6キロ契約)8回戦に臨み、2回2分20秒TKOでディオネル・ディオコス(26)=フィリピン=に圧勝した。今後についても意欲的でWBA世界スーパーフライ級王者のカリド・ヤファイ(30)=英国=やWBO世界同級王者の井岡一翔(30)=Reason大貴=といった名前をターゲットに挙げて、王座返り咲きへ意欲を燃やした。
日本でも「ロマゴン」の愛称で親しまれたゴンサレス。スーパーフライ級上限(52・1キロ)を1ポンド超える契約体重での試合では、1回からガードを堅めて静かに圧力をかける。2回にはストレートを当てダメージを与えるとラッシュでダウンを奪う。戦意を示した相手に攻め手を休めず、2分20秒でレフェリーのストップが入った。
昨年11月にランニング中に痛めた右膝の手術を受けた。メキシコ人選手との試合を控えた中での大けがで、引退も「一瞬考えました」という。しかし、「今は前よりも調子がいいです」といい、次なる目標についても言及した。
希望する相手について「ヤファイ」と即答。その後に「井岡」と続けた。「ヤファイにも勝つし、井岡にも勝ちます。ヤファイとWBAもやりたいし、(フアンフランシスコ・)エストラーダと統一戦もやりたい」とWBC同級王者も含めて目標を定めた。
12月22日は長女リッツィーさんの16歳の誕生日だったと明かし、優しい笑顔を見せたレジェンド。勝利を娘へのプレゼントにできたことを喜んでいた。
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