井岡の挑戦者、楽しみは日本食「何を食べても全然問題はない」胃袋にも自信

計量をクリアし、ガッツポーズをする井岡一翔(左)とジェイビエール・シントロン=東京都港区の品川プリンスホテル(撮影・出月俊成)
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 「ボクシング・トリプル世界戦」(31日、大田区総合体育館)

 前日計量が30日、都内で行われ、世界戦に出場する6人全員が一発でパスした。WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで4階級制覇王者・井岡一翔(Reason大貴)に挑むジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)は無事計量を終えたことで「日本の料理はおいしいと聞いています」と日本食で体重を戻して決戦に挑むと語った。

 井岡は52・1キロのリミット。シントロンは52・0キロでクリアした。日本の報道陣にシントロンは「無事終了して、ほっとして完璧です。コンディションもいいので、よい調整です」と静かに自信をみなぎらせた挑戦者。体重を何キロ戻すつもりかと問われても「分かりません。あした、上がったところで完璧な状態で試合に臨みます」と、かわした。

 ただ、食については盛り上がった。「食べられるものは全部食べたい」と豪語。日本食で知っているものは「野菜ラーメンみたいな(もの)」と麺類などを挙げ、「どこに行っても自分の好きなものを食べます。幸いなことに、何を食べても全然問題はない。ただ、明日に向けて問題にならないもの、ベストなものを食べたい」と胃袋にも自信を持っているようだった。

 WBO世界フライ級タイトルマッチに臨む王者の田中恒成(畑中)、挑戦者のウラン・トロハツ(中国)はともにリミットの50・8キロでパスした。戦績は田中が14勝(8KO)、トロハツが13勝(6KO)3敗1分け。

 WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチを行う王者の吉田美代(EBISU K’sBOX)は52・0キロ、挑戦者の石麗萍(中国)は50・9キロだった。戦績は吉田が13勝1敗、石麗萍が5勝(2KO)2敗。

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