石川&諏訪魔KOで世界タッグ奪取 諏訪魔は三冠ヘビー級王座挑戦アピール
「プロレス・全日本」(2日、後楽園ホール)
世界タッグ王座戦は“暴走大巨人”石川修司、諏訪魔組が王者の崔領二、ゼウス組をKOで破り、4度目の王座奪取を果たした。一進一退の肉弾戦は最後、サンドイッチラリアートから諏訪魔が強烈なラリアートをたたき込むと、ゼウスはダウンしてそのまま10カウント。衝撃的な結末に客席が静まり返る中、しばらく立ち上がれなかったゼウスは若手の肩を借りて引き揚げていった。
試合後、諏訪魔は「究極の5冠戦」と三冠ヘビー級王座挑戦をアピール。石川が「世界タッグはこんな戦いじゃないよ。ゼウスサイドだって不満があると思う」と複雑な表情を浮かべる一方で、諏訪魔は「試合は生ものだ。オレは気にしねえ。これからもどんどん突如終わらすぞ」と息巻いた。