プロレスラーのケンドー・ナガサキさん死去 “日本人ヒール”として全米で活躍
「ケンドー・ナガサキ」のリングネームで知られるプロレスラーの桜田一男氏が死去したことが13日未明分かった。米国のプロレスラー親睦団体「カリフラワー・アレイ・クラブ」が公表した。享年71。死因は不明だが、心臓のペースメーカーの故障によるという情報がある。
1948年、北海道網走市出身の桜田氏は64年に大相撲の立浪部屋から初土俵。71年に日本プロレスに入門し、プロレスに転身した。日本プロレス崩壊後には全日本に移籍し、米国に進出して日本人ヒールレスラーとして存在感を発揮。新日本プロレスにも参戦し、その後は大日本などインディー団体などでも活動した。またプロレス界ではけんか最強との呼び声もあり、総合格闘技に参戦した経験もある。
16年には心臓の手術を受けていた。今月11日には千葉県船橋市で開催されたパーティーに出席していたとの情報もある。