スターダム星輝ありさ、ワンダー王座V10「間合い生かせた」合同練習ぱんちゃん璃奈と祝杯
「プロレス・スターダム」(8日、後楽園ホール)
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合は王者の星輝ありさが挑戦者ビー・プレストリーを破り10度目の防衛に成功した。
プレストリーがヒザなどの重い蹴りをたたき込めば、シュートボクシング出身の星輝は素早く多彩な蹴りで応戦。一進一退の激闘は最後、プレストリーのヒザ蹴りカミゴェをつかまえて阻止し、変型ダイヤモンドカッターのSSCから、ブラジリアンキック、ヒザ蹴りのコンビネーションのシャイニングインパクトをたたみ掛けてトドメを刺した。
元ワールド・オブ・スターダム王者を退けた星輝はバックステージで右ほおを指さし、「ここが腫れて、口も切れた。序盤のドロップキックから、何これ、ヤバってなってしまいました。一発一発が全部重くて、堅くて、痛くて、石のようでした」と振り返った。
先月31日には美人キックボクサーぱんちゃん璃奈との合同練習を敢行し、「蹴りの間合いとかは、すごいこの試合に生かせたなと思う」と成果を実感。11日には、ぱんちゃんがキックボクシング「KNOCK OUT」の東京・大田区総合体育館大会に出場、自身も大阪・世界館でのダブルヘッダーが控えており、「お互いに勝って、ぱんちゃん選手と祝杯ですよ」とエールを送った。