新日本の2冠王者内藤が大流血のV1!次は盟友ヒロムと一騎打ち「楽しみにお待ち下さい」
「プロレス・新日本」(9日、大阪城ホール)
IWGPヘビー級・同インターコンチネンタルのダブル選手権試合が行われ、史上初の2冠王者の内藤哲也がKENTAの挑戦を退けて初防衛に成功した。
両者の抗争が始まったのは1月5日の東京ドーム大会。史上初の2冠王者となった内藤が自身ユニット率いる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を約3万人の大観衆と合唱しようとした。そこに乱入したKENTAが、挑戦を要求して大ブーイングを浴びて以来。内藤は、SNSも駆使してファンの憎悪をあおるKENTAを評価しながらも、揚げ足を取り合うような舌戦を連日繰り広げてきた。
内藤はなかなか組み合わず、リングに入らないKENTAにペースを惑わされ、場外ラフファイトなどで防戦一方。さらにはレフェリーが失神している間に、KENATの盟友ジェイ・ホワイトの暴行を受け、自身の盟友BUSHIが助太刀に入って撃退されると、もう1人の盟友でこの日にリュウ・リーとの激闘を制してIWGPジュニアヘビー級王座を防衛した高橋ヒロムが現れてホワイトを排除して事なきを得た。
だが、内藤はKENTAにマットがはがされたコーナーに額を打ち付けられて大流血。KENTAにブサイクへのヒザ蹴りをたたき込まれて窮地に陥るが、裏フランケンシュタイナー、バレンティアで形勢逆転し、デスティーノで3カウントを奪った。
締めのマイクを握ると、顔面を血で真っ赤に染めながら「内藤哲也が史上初の偉業を成し遂げ、大阪城ホールに帰ってきたぜ!」と絶叫。そして、「次はいよいよ、あの男かな」と、前日の調印式で示唆していた存在を口にし、「出てこい、高橋ヒロム!」とあきらかにした。
これに応じて現れたヒロムに対し、「ヒロム、オレとシングルマッチをやるのか、やらないのか、シー・オ・ノー(スペイン語で、はいかいいえ)、お前の答えを聞かせてくれよ」と要求。ヒロムは、若手時代に内藤から受けた恩を語り、「答えはもちろん、シー、やるに決まってるじゃないですか」と即諾すると、内藤が「高橋ヒロム対内藤哲也の初めてのシングルマッチ、みなさま楽しみにお待ち下さい」と宣言して、両者の対戦は決定的に。最後は内藤が大阪城ホールでは初めてとなる「ロス・インゴ・ベルナブレス・デ・ハポン」を観衆と合唱した。
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