棚橋&飯伏がIWGP奪取もザック&タイチが襲撃「盛り上がらないタッグ盛り上げる」
「プロレス・新日本」(21日、後楽園ホール)
IWGPタッグ選手権試合が行われ、挑戦者の飯伏幸太、棚橋弘至組が王者タマ・トンガ、タンガ・ロア組を破って新王者となった。飯伏は初、棚橋は約14年半ぶり3度目の戴冠。
ドリームタッグと言える挑戦者組は好連係を誇る王者組のラフファイトとセコンド邪道の介入に苦しんだが、飯伏の空中殺法、棚橋のスリングブレイドなどで反撃。そして、棚橋がトンガにハイフライフローを放って勝負あったかに見えたが、邪道がレフェリーを場外へ引きずり落としてカウントを妨害した。
そして、レフェリー不在の間にロアが棚橋をチャンピオンベルトで殴打。続けてトンガが飯伏をチャンピオンベルトで殴打しようとしたが、ロアに誤爆してしまう。飯伏は動揺するトンガにカミゴェを発射すると、レフェリーをリングに戻し、棚橋が再びハイフライフローを放ってカウント3を奪った。
締めのマイクを握った棚橋は「飯伏、やっと本隊にベルトが戻って来たな。これから、いろんな対戦相手を迎え撃つからみなさん期待してください」と絶叫。観衆から得意パフォーマンスを求められたが行わず、「大丈夫。オレたちは無限に防衛するから」と納得させ、決めゼリフの「後楽園ホールのみなさん、愛してまーす」を絶叫した。
だが、そこにザック・セイバーJr.とタイチが現れて2人を急襲。激しい暴行を加えてKOしてしまった。タイチは猛烈なブーイングと「帰れ」コールを浴びながらマイクを握ると、「いまいち盛り上がらない新日本のタッグ戦線、こんなヤツらに代わってよ、オレとザックが引っ張ってってやるよ」と次期挑戦者に名乗りを上げた。
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