内藤と夢対決のヒロム、勝てば2冠挑戦要求「アナタが表明してください」
「プロレス・新日本」(21日、後楽園ホール)
3月3日の東京・大田区総合体育館大会でIWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也とドリームマッチを行う同ジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、勝てば2冠王座への次期挑戦権を要求した。
ヒロムと内藤はSANADAと組んでロッキー・ロメロ、ウィル・オスプレイ、オカダ・カズチカ組を対戦し、最後はヒロムがTIME BOMBでロメロを爆殺。試合後は3人で恒例のグータッチを交わそうとしたが、ヒロムは加わらずに、なんと内藤にTIME BOMBを仕掛けようとしたが脱出された。その後は2人が小競り合いを演じ、最後はリング上で視殺戦を繰り広げた。
2人はバックステージに戻ると、丁々発止の口論を展開し、ヒロムが「内藤さん、3月3日はアナタに勝った場合、次期挑戦者で勘弁しておきますよ。その代わり、アナタがオレに挑戦表明してください」と要求。内藤が「ヒロム、挑戦してこいとオレが言えばいいのかな」と確認すると、「そう言ってくれればいいですよ」と返答した。そして、内藤が「指名するよ」と受け入れ、「逆にオレから質問いいかな」とたずねると、ヒロムは「受け付けない」と言って立ち去ってしまった。
1人残された内藤は「言うだけ言って帰っちゃったよ」とあきれながらも、改めて「もしオレが負けたら、次期挑戦者は高橋ヒロムだと言いますよ」と明言。だが、「オレばっかりリスクを負っているような気がするのは気のせいかな。ヒロムは負けたらどうするのかな。彼は頭がいいから、きっと何か考えているんだろうね。明日のコメントが楽しみだよ」と、ヒロムに交換条件を要求した。